CVSって何だろう

まずは、簡単にCVSについて説明しましょう。

動機:リビジョン管理をしたい

WEBページやプログラムなどを書き溜めていくと、 段々と管理に手間がかかるようになります。 たとえば、 「似たような文書が二つあるんだけど、どっちのほうが新しいんだろう?」 というような場合に、文書に日付が書いてあれば判断できますが、 少なくとも私は、更新履歴を書き続けられるほどまめではありません。

そんなときに変更履歴を管理してくれる仕掛けがあると便利です。 この管理をするためのサーバの一つがCVSサーバです。

クライアントとサーバ

CVSは、簡単に言うとプログラムなどの文書をリポジトリと呼ばれる場所に 格納し、必要なときに取り出すための仕組みです。 この時、 格納すべきプログラムなどを送り出すホストをクライアント、 受け取ったプログラムなどをリポジトリに格納するホストをサーバと 呼んでいます。 クライアントとサーバは、同じホストであっても構いません。

ここで玄箱にさせようとしている役割は、サーバです。 そのため、玄箱がリポジトリを保有して、 クライアントから送られてくる文書を受け取り、 クライアントからの要求にしたがって文書を取り出します。

Updated: $Date: 2006/11/03 06:57:01 $

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