週刊マイロボット7,8,9号の記録

工程

首のモーターボックスを組み立てる

7,8,9の3号で首の左右運動をさせるモーターボックスを組み立てます。

首のモーターボックスの図

WEBから情報を仕入れたところによると、 このモーターボックスはかなり問題を起こしているようなので、 慎重にテストをしながら組み立てました。

トラブル

ギア、回らず

うわさによると、モーターボックスを閉めるとギアが回らなくなってしまう との事なので、まずはモータボックスを開けたまま3Vの乾電池を 接続して様子を見てみることにしました。

ギアシャフトを片方だけ入れてみた

ギアをすべて入れてしまうとモーターにかかる負荷が重くなるので、 まずは一本だけギアシャフトを入れて回してみました。

一本だけシャフトを入れた図

この状態で1.5V乾電池を接続しましたが、モーターは回りませんでした。 そこで、ギアシャフトにグリスを入れて、再度乾電池を接続したところ、 何とか回るようにはなりました。 その後、乾電池を1.5Vから3Vにして回してみましたが、 モーターの回転に力強さを感じません。

ギアシャフトを二本とも入れてみた

次にギアシャフトを二本とも入れて、3V乾電池を接続してみました。 もちろん、グリスはたっぷりと入れてあります。

二本ともシャフトを入れた図

すると、今にも止まりそうな回り方です。 どこに問題があるのかを調べるため、 左のシャフト支えを指で押すとモーターの回転は止まってしまいました。 どうやら、長いほうのシャフトに遊びが無いため、 摩擦が大きくなってモーターが止まってしまうのが原因のようです。

モーターボックスを閉めてみた

弱々しくモーターが回っているところに、モーターボックスを閉めてみました。

モーターボックスを閉めた図

これでモーターは完全に止まってしまいました。

実験上の注意

モーターが止まった状態を長く続けると モーターに大きな電流が流れてモーターが焼損してしまいますので、 以下の注意が必要です。

  • 止まったと思ったらすぐに電池をはずす。
  • 乾電池の電圧を高くしない。
  • 必ず、乾電池を使い、充電池の類は使わない。
2006-10-12 発行
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